心の拠り所とは。
心の拠り所は、あった方がいいのか。
私は、必ずそうとも思いません。
なぜなら、「逃げない理由をつくってしまう」から。
この逃げない理由ってやつがかなりの厄介で、
心身が健康であれば、目標に対してのモチベーションに
なんらかの翳りが見えてきたときに、
「もうすこし頑張ってみよう」「なにか打開策があるはずだ」
と軌道修正に有効に作用します。
ですが、心身が健康でないときには、このかすがいが牙を剥くように思います。
「目標達成のためには、ここで逃げてはならない」
「子どもがいるから、仕事からは逃げられない」
いったん、こう思うとよくない傾向かなと私は思います。
そこで踏ん張って調子が上向けばいいですが、失敗や体力の消耗で
体調を崩し、心も壊してしまえば、調子を取り戻すのは非常に大変です。
個人的には、そこで逃げたときより負担がデカイ、とまで思います。
苦しくなるまでやるのは、もうやめにしませんか。
そんな考えなので、
このブログも、苦しくなったらやめてしまうかもしれない。
でも、読んでくださる人の力に少しでもなれたらいいなと思うし、
自分の考えをまとめたい、という考えもあるから、
いけるところまで、いきます。
めざすもの
いい文章とは、目的を達成するために書かれたものではないこと。
「静か」な文章とは、書いている時、時間と、目的地から
切り離されたもの、そしてそれを読む側も切り離されるものではないかと
思ったんです。
…コピーライターの田中泰延さんの言葉です。
ブログを書き始めて3つめの記事ですけれど、この言葉が
頭をもたげて離れません。
書くからには、「静か」で「いい」文章を書きたいと思います。
けれどこうやって思う時点で目指すものとは違うような気がして…
目指すものと到達するものの違い、いつも私は悩んでいます。
思うから達成するのか、成功したから振り返って考えるのか。
この違いが、いまでもわかりません。
メモ
私は、何かあるとすぐメモします。
でも、糸井さんと澤本さんの対談を読んで、目から鱗でした。
メモするな。 と言われてもしちゃうんですよね。
捨てる、無視することに抵抗感がある。怖くてたまらない。
選び抜く力がない。
私は、何かとメモしますが、そこで取捨選択が行われていないことは
深く反省するべきだなと思いました。
メモを止めるのは無理だけど、これは！と思ったものだけに
しぼっていくことを心がけていきます。
…といったメモのような記事でした。
音楽には不思議な魔法がある
使い古された文言のようではあるけれど、
時々、実感として、そう感じられずにはいられないときがある。
今日は音楽の話。
私はユーロビートが好きです。うんと古いのも、新しいのも。
SOPHIEとか、VIRGINELLEとか。女性ボーカルの曲が好みです。
有川浩 著「ストーリーセラー」の彼女にも、
好んで聴いてる描写があったりして、すこし親近感がわいたっけ。
ストーリーセラーは、有川浩さんにしてはどちらかというと
悲しい物語で、やりきれなさを覚えました。
今度もう一回読んで、感想でも書こうと思います。
閑話休題。
毎日の仕事とか、生活とか、いいこともあるんだけど
悪いことの方が印象が強くて、嫌になることも多い。
むしろ悪いことしか起きてないと思う、最悪な気分にさえなる。
けれど、自分の好きな音楽と一緒だと水に流せる、そんな気がします。
ただの振動が、リズムを作り、メロディーを紡ぎ、ハーモニーを奏でる、
それらが心を盛り上げたり、悲しくさせたり、嫌なことを忘れさせたり。
そんな不思議なことが、音楽には起こっているのです。
音楽ってすごい。
おかずも大事だけれど
ひっそりとブログを始めることにしました。
読んだ本の感想とか、
話題の映画の話とか、
ちょっと美味しいお酒の味とか、
なくてもいいものだけれど、ちょっとした楽しみをもたらすものについて
つらつらと書き連ねようと思います。
おかずも大事だけれど、隣にひっそりと佇む副菜も大事だと思うのです。
よろしくお願いします。
